教える、という事

教えるからには、生徒には上手くなって欲しい!先生にとって、なかなか上達しない弟子に苛立つ事が実際ある。しかし、私の場合、アコーディオンの楽しさを伝える事は教える時に忘れてはならない事だと思っている。
通っているスポーツクラブの太極拳のクラスで、「あなたは頭が錆び付いている」と先日、先生に言われた。
早くて目にも止まらぬ先生の動きはよく分からない。今日、ゆっくりもう一度教えて下さいと訴えたら、何故か先生は「頭が固いから分からないんだ」とおっしゃられた。質問する事にこんな言葉が返ってきた事は、長い音楽を、学んできた人生で、ない。
その後「我が強い」など散々、言われた。
私は陳式の太極拳はメリハリのある面白いリズムを持つ太極拳だと思い始めていたがすっかり心は重くなった。
「教え」は難しい。
生徒とは忍耐を持って気長に、優しさ、厳しさを持って付き合って行かなくてはならない。何よりも、生徒が学ぶ事に喜びを感じられるように教える事は大切だ。

2016年7月30日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき