好奇心の時代

好奇心の固まりだった時代。20歳の頃。
音大に入り少し落ち着くと、いろいろな事をやりたくなった。
ギターの弾き語り、カントリーミュージック、歌舞伎座で聞いた能管。
ギターを買ってきて親に内緒でライブで歌い作曲もその頃に始めた。あの時代にギターを触った事は後に運命的出会いをしたチャマメ演奏に大いに役にたった。
カントリーミュージックはフルート専攻の友人と東大のカントリーミュージック同好会に行ってみたりした、これは結局、二度は行かなかった。
歌舞伎座で聞いた能管。福原百之助先生に習いに行った。長唄も習った。
その時代に叶えられなかった事が何故か最近、私の所にやって来る。やってみたかった60年代アメリカンフォークのPP&M、そしてカントリーミュージック。
我が行く道のチャマメはひたすら前を向いて草をかき分けて、僅かでも前に進む努力をしている。しかしながら苦悩も多い。
そんな私に気分転換をさせてくれる音楽たち、そして新しい友人。
人生は不思議だ。

2015年6月24日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき