富士見市水谷東公民館

雨の中、たくさんの皆さんにいらして頂きました。皆さんチャマメを思い切り楽しんで下さいました。ありがとうございました!

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2017年10月22日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

チャマメはアルゼンチン人だけのもの???

今回、再会したヒセラは2011年にコリエンテスで初めて会ったヒセラとは全く別人だった。
何故、彼女が日本であんなに高慢な態度だったのか、私には分からない。
チャマメはアルゼンチン人だけのものよ!といった彼女の態度、私は彼女の気持ちがよく分からない。
ヒセラが持ちかけて来た共同制作のCD、もう私のアコーディオンは今年4月に録音済み。
アコーディオン奏者がたくさんいるアルゼンチンなのに、何故私がトラディショナルチャマメにアコーディオンを付けなくてはいけなかったのか分からない。
彼女にとって単なる話題性だけのものだったのか。
私は分からない。
私はただバルボサ師匠のチャマメ演奏に夢中になって今があるだけ…。
何故、リトラールのたくさんいる女性歌手の中のひとりに振り回されて悩んでいるんだろう…。
私はただチャマメを演奏する事が好きなだけなのに。

2017年10月19日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

欲というもの

私は欲の塊みたいな人が苦手だ。
何かと人間は欲の塊みたいなものだ。
しかしながら音楽となると、そんな演奏者とはあまり関わりたくない。
リトラールからやって来たギターMartin、アコーディオンSergio、パーカッションGonzalezみんな良い人達だった。
周りが見えなくなって大変に無礼な人もいたけど…。
本当の実力があって余裕のあるマエストロ・バルボサを思い出すと、その人はまだ海外経験がなく舞い上がっているのだと思った。世渡りばかり考えていると音楽家は破滅する。世渡りが長けていて得する事もあるのだろうけど…。
世渡りと音楽を追求する事の両刀使いの出来る人はなかなかいない。私は生き方が不器用でも自分の音楽を育てる事に一生懸命でいたい。

2017年10月16日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

振り回された1週間

明日、チャマメ演奏者たちが帰国する。

昔「ブラジル音楽は好きだが人間は嫌いだ。」と言った有名なミュージシャンがいた。
あるバンドネオン奏者はテレビで平気な顔をして「南米人はいい加減だ」と言って聞いていてハラハラした事がある。彼らはよっぽど嫌な思いをして来たのだろう。国民性の違いはどうしようもない。私はこの1週間、ヒセラの言動には本当に参った。私は日本人だ。
ここは日本だ。

2017年10月15日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

アルゼンチン大使館

アルゼンチン共和国大使館で行われた『チャマメとマテ茶 ~アルゼンチン北東部 リトラル地方の音楽と味覚~』というパーティーにて、ヒセラ(ジセーラ、Gicela Mendez Ribeiro)と競演しました。

特命全権大使アラン・クラウディオ・ベロー(Alan Claudio BERAUD)閣下とのお写真。

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2017年10月11日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

福島県 コスキンハポン

ヒセラは明日からのコスキンハポンに出演する為に来日すると話していた。
今までチャマメ奏者が日本で演奏したのはマエストロ ラウル・バルボサだけだ。マエストロはフランス在住の為にフランスのアコーディオン奏者達と日本公演出来たりしたが…。
日本で演奏して欲しい素晴らしいチャマメ奏者はたくさんいる。2004年にアルゼンチンで共演してチャンゴ・エスパシウクや、2011年にお話出来たアントニオ・タラーゴ・ロスも日本で演奏して欲しい。しかし、彼らはアルゼンチンであまりにビッグネーム過ぎてやはり日本公演は成り立たないんだろう。
日本の皆さんには是非聞いて貰いたいのだが…。

2017年10月6日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

ヒセラがもうすぐ来日

ヒセラ(Gicela Mendez Ribeiro)が日本にやって来る。去年からヒセラと共同制作の(私は4月にレコーディング)CDはこの来日と共にリリース予定だったが最終的にアルゼンチン側で間に合わなかったようだ。日本の皆さん、ヒセラの歌を、チャマメを聞いて下さいね!

2017年9月30日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

シューベルト「冬の旅」

最近シューベルト「冬の旅」が心に深く響く。亡き父が買ったフィッシャー・ディースカウとG・ムーアのCD。
対訳、西野茂雄さんの訳とても良い。

2017年9月27日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

心の深さ

メルセデス・ソーサ歌唱のアタウアルパ・ユパンキの名曲「トゥクマンの月」を久しぶりに聞いて泣いた。

先日、ある人に真面目な顔で「あなたは暗い、その暗さが移りそうで嫌だ」と言われた。
あまりの言葉に私は絶句し、その日から悩み続けた。
今までの人生で他人に「暗い性格だ」と言われた事は一度も無い。しかしながら私のこの歳になって暗さの無い人なんているだろうか!
アルゼンチン音楽。そこには人生の暗さがある。決して明るいだけの人生なんてない。辛く暗い心を彼らは隠したりしない。うわべの明るさでごまかしたりしない。チャマメの明るさも暗い気持ちを持ちながらそれを跳ね返そうとする明るいエネルギーだ。
私は家族にも友人にもその人が落ち込み暗い気持ちの中で悩んでいたら、元気付けて励ます。心の優しさは音楽の根底に必要なものだと思っている。
私にそのような言葉を発する人に私はどうやって音楽を演奏するという事の価値を伝えたら良いのか分からない。

2017年9月12日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき

音楽と演奏者の人柄

相手を思いやる心の優しさの無い人間はそれなりの音しか出せない。音楽、まずは人間として純粋な心を持つこと。今週はこの生徒にはもう教えたくないと思うほどうんざりさせられるレッスンがあったが、今日は昔から来ている愛弟子たちのレッスンで私の心は彼女たちの音楽への真摯な態度と純粋な音で元気を取り戻す事が出来た。

2017年9月10日 | カテゴリー : チャマメ | 投稿者 : 牧田ゆき