NHK BS1の「奇跡のレッスン 書道編」を途中からだが見た。
中学生1年生、すごい。
素晴らしい。
墨の匂いと筆を動かす時の紙の音を思い出した。
私は小学生時代、習字を習いに行っていた。(恥ずかしくて書道とは書けない…)先生は郡山兆石先生。噺家の柳家小三治さんのお父様である。
素晴らしい先生であった。習字だけでなく礼儀作法も教えて下さる先生で教室に入る時は「先生どうか教えて頂きとうございます」見て頂くときは「先生どうか見て頂きとうございます」と三つ指をついて頭を下げる。まるで寺子屋みたで、私にとっては大変に貴重な学びの時であった。
本当に可愛がって頂いた。日本一の人になって欲しいと言葉をかけて頂いた。
ナンバーワンにはなれないけど唯一の、にはなれたかな。
郡山兆石先生には心から感謝している。
この番組の素直な心を持つ中学生の上達は素晴らしかった。
教えられた中国の書家、熊峰(ユウホウ)さんの教えも素晴らしかった。
教えることはとても難しい。学ぶ人が純粋で素直であればあるほど伝えることが出来る。
私がチャマメから、学んで来た奥深い素晴らしさを、もっと伝えたいと心から思った。