ラウル・バルボサ師匠(マテ茶とギターのチャマメのリズム)

師匠R・バルボサと初めて出会い
言葉を交わしたのは
まだレッスンの約束をする前だった。
へやをお借りしたカトリーヌが
バルボサ師匠の家へはどうやって行けば
いいのかを一緒に出かけて教えてくれた日。
「この通りね」と話していた時に近くに
車が止まりそこからアコーディオンと荷物をおろし
始めた人がいた。
え?まさか!!でもとても似ている・・・。

「Perdon Senor?!」と
声をかけるとやはり本人で
私が名乗ると大喜びして
アルゼンチン式の挨拶をしてくれた
彼はヨーロッパを回る演奏旅行から
帰って来た所であった
疲れていたにもかかわらず
家に招いて下さり、
チャマメの話、そしてギターのチャマメのリズムの
弾き方を教えてくれた(このリズムはチャマメにとってものすごく大事なものである)
ライブハウスでギター弾き語りをした経験が
大いに役立った
その日は当然私はアコーディオンを
持っていなかったので
マテ茶を頂きながら
ワクワクする時間を頂き
レッスンの日を決めて帰宅した
今でも鮮明に覚えている
運命が引き合うような日だった

2023年5月11日