師匠R・バルボサと初めて出会い
言葉を交わしたのは
まだレッスンの約束をする前だった。
へやをお借りしたカトリーヌが
バルボサ師匠の家へはどうやって行けば
いいのかを一緒に出かけて教えてくれた日。
「この通りね」と話していた時に近くに
車が止まりそこからアコーディオンと荷物をおろし
始めた人がいた。
え?まさか!!でもとても似ている・・・。
「Perdon Senor?!」と
声をかけるとやはり本人で
私が名乗ると大喜びして
アルゼンチン式の挨拶をしてくれた
彼はヨーロッパを回る演奏旅行から
帰って来た所であった
疲れていたにもかかわらず
家に招いて下さり、
チャマメの話、そしてギターのチャマメのリズムの
弾き方を教えてくれた(このリズムはチャマメにとってものすごく大事なものである)
ライブハウスでギター弾き語りをした経験が
大いに役立った
その日は当然私はアコーディオンを
持っていなかったので
マテ茶を頂きながら
ワクワクする時間を頂き
レッスンの日を決めて帰宅した
今でも鮮明に覚えている
運命が引き合うような日だった